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ご来院について
- 動物の容態が著しく悪い場合は事前にお電話ください。
- 動物の容態を把握している方がお連れください。
- リードを付ける、又はキャリーバックなどに入れてご来院ください。
- できるだけお時間にゆとりを持ってお越しください。
- 飼い主様のみ受付にお越しください。
- 動物の容態が悪い場合はお伝えください。
- 尿・便をお持ちの方は受付にてお渡しください。
- 初めて来院される方はカルテ作成のため、問診票へのご記入をお願いいたします。
- 診察券をお持ちの方は診察券をお出しください。
- 動物は放さないでください。
- リードの装着、キャリーバックへの移動はお車の中で行ってください。
※診療内容により、受付順とは異なる順番で診察することがあります。ご了承ください。
大切な動物たちのために、ご家族の方ができること
犬・猫の健康状態をチェックするための各種検査を行っています。
定期的な検査を行って、大切な家族の健康を守りましょう。
〇エキノコックスは人畜共通伝染病です。
野外には野ネズミが多く生息しており、それを捕食するキタキツネは道東の代表的な野生動物です。
ネズミに感染しているエキノコックスをキツネが食べることにより感染し、虫卵を排泄します。野外でペットがネズミを食べたり、排泄されたキツネの糞を誤って口にしたりしてあなたのペットがエキノコックスに感染することがあります。
キツネやペットはもし感染しても、多数寄生にならない限り少々下痢する程度であったり、まったく症状を示さないこともあります。
無症状のうちに便から虫卵を排泄するようになり、便を始末する飼い主さんが感染することがあります。
また、マダニに刺されることによる重病や、消化管内寄生虫のリスクも、道東の自然にはまだあります。
ペットへの感染を防ぎ、飼い主さんへの感染を防ぐためにも、それぞれの寄生虫予防薬を推奨いたします。
〇家畜や野生動物、外来生物など、動物同士のトラブルが特に多い地域です。
牛や馬などの家畜や、ヒグマによる受傷が多いのもこの地域の特徴です。野生動物や動物同士のトラブルもあります。
近年クマによる被害が各地で報告されていますが、道東は特にヒグマとの被害が報告されています。当院にもヒグマに襲われたペットが瀕死の重傷を負っており、長期入院しなければならなかったことがありました。
また、野犬やキツネ、放されて散歩されていたワンちゃんなどとの接触によるケガは感染症の危険が特に高く、わずか1日連れてくるのが遅くなっただけで全身状態が悪くなってしまうケースがあります。
猫ちゃん同士のケンカも重症になりやすく、接触した個体によっては猫エイズや猫白血病などの感染症にかかってしまうリスクもあります。
〇皆様のわんちゃんねこちゃんは定期検査や健康診断を受けていますか?
わんちゃんねこちゃんは生後6-7カ月で永久歯になった頃にもう大人です。その後は人の3-4カ月が1年間にあたります。3-4カ月たっただけで1歳年を取ってしまうのです。
シニア期と呼ばれる7-8年(歳)までは年に一回、それ以上は少なくとも年に2回の定期健診をおすすめいたします。
当院ではドックドックやキャットドックもおこなっており、きちんとした報告書とご説明をさせて頂いております。
〇排泄物は、もの言わぬ動物たちの健康状態をあらわす大切なサインです。
うんちの回数、量、固さ、色、においなどで、消化器系をはじめとする全身の健康状態を知ることができます。環境変化によるストレスなど、特に病気ではなくても下痢をすることがありますが、下痢が続く場合や原因に心当たりのない場合は、 体のどこかに不調をきたしていることが考えられます。気になることがあったらすぐにご相談ください。特に水のような便や血便、タール便などが出た場合、発熱や嘔吐が伴う場合はすぐにご来院ください。
おしっこも大事なチェック項目です。
尿の回数や色、におい、排尿の姿勢などで多くのことを知ることができます。尿が出ない、尿がとても黄色いなどの場合は検査が強く推奨されます。また尿量が多い場合は、腎臓病、糖尿病、ホルモン病などの可能性もありますので、お早めにご来院ください。